仕事再開

学生の春休み並みに長い閑散期が過ぎ、新年度の仕事が始まった。いきなり繁忙期になるため、心身にかかる負荷メータは0から一気に振り切れてしまう。細々とした反復運動で下腿下部から足先(特に脛、足背)にかけて筋肉痛に見舞われた。ランニング後のケアに使っているフォームローラーとボールでよくほぐし、翌日に備えた。

迎えた明くる日は当社の設備の中で最も新しいものを使用することになった。操作するスイッチ系統の配置が従来のものと異なり、手捌きに手間取ってしまったがすぐに慣れた。その中でどうしても慣れなかったのは、とあるスイッチの硬さだ。結構な力が要る上に親指を強く押し込む(長い時は7〜8秒)ようにしなければならないため、その操作を約500回✕2(元に戻す)=約1000回もやると・・・指先を痛め、母指球付近に筋肉痛発生という運びになる。その後ペンで字を書くのに少し苦労した。この痛みは翌日には消失したが、今後のためにスイッチング時の工夫が必要だと感じた。"出っ張っているスイッチを押す"だけなら良いのだが、"平らなところから奥に押し込む"には指先に負荷をかけるしかない。しかも強い力が必要となれば自然に親指が犠牲になる。

スイッチの径よりもひと回り小さく、硬すぎず柔らかすぎないモノ・・・消しゴムか😳!これをスイッチの上に貼り付けるなどして母指球などで押せば指の負荷を軽減できる‼

文房具売り場で程よい大きさの消しゴムを探してみる…角張った部分を削ぎ落としてちょっと丸くして…と想像してみる。何だか面倒くさくなってきたし、人に見られた時説明するのもこれまた面倒だ。と思っていた時に目に入ったのは、丸い形のマグネット💡これなら削る必要もないし、テープで固定するだけで簡単だ!硬さはクリアしていないが、指先の負傷は免れられるから、良し。

冒頭にも書いた細々とした反復運動や作業により、筋肉痛やら打撲やら擦り傷・切り傷が絶えない仕事を続けて16年、いろいろ学んで知恵がついたものだなぁと振り返り、今回も一件落着したぞ!という小話、完。